システムの責任者として
ユーザの抱える課題を
掘り起こし、解決する
システム部門
池上 隼Shun Ikegami金融プラットフォーム第一部（取材当時）
2014年入社
ユーザの要望をシステムソリューションで実現する
担当しているのは、大和証券の入出金管理システム。証券の受発注に伴い、大和証券と銀行間での金銭振替の指示や、口座残高の更新を行うシステムです。新しい商品の販売開始時や税制変更時には、業務に合わせてシステムを更改する必要があります。こういった場合、ユーザである大和証券の要望をITで実現する方法を検討し、国内外のパートナーにプログラム開発工程を委託するという役割分担でプロジェクトを進めていきます。このプロセス全体を管理していくことが、私の役割です。
ITだけでなく証券業務のプロとして
大和証券が取り扱う金融商品は、多岐にわたります。一つひとつの商品や制度が複雑な上、新商品も頻繁に販売されるため、必要とされる業務知識は膨大です。私たちが開発するシステムが管理しているのは、大和証券を利用するお客様の「お金」。案件をスムーズに進めることはもちろん、業務要件をシステム要件として設計する工程でミスがないよう、商品ごとの詳細な知識を身につけた上で大和証券の担当者とコミュニケーションをとっています。システムは、ユーザである大和証券の業務をサポートする手段。システムの知識を深めるだけでなく、証券業務の専門家であり続けることで、大和証券とその先にいるお客様に安心してお取引いただいているのです。
人の役に立てる実感があるから
複雑な仕事も乗り越えられる
自分が手掛けたシステムがはじめて稼働した時、大切なお客様の資産を管理する実感がわき、大きな責任を感じました。また、システム対応に携わった金融商品のテレビCMを見た時は、自分の仕事が社会とつながっていることを改めて認識します。日々の仕事を乗り越えた先に、人の役に立てている実感があるからこそ、モチベーションも高く保てます。現在、入社3年目。最近では、ユーザの要件をヒアリングする中で、「なぜその機能が必要なのか」という背景まで考えるようになりました。ユーザからの情報をそのままカタチにするのではなく、提示された要件をより理解することで見えてくる根本課題への対応策を提案することに面白さを感じています。
証券取引の全体を支えるマネージャーを目指して
入社してしばらくは、アプリケーション開発を担当していましたが、今では案件を管理する仕事へと比重が移ってきました。小規模案件では責任者を任せられることも多くなっていますが、証券の取引に関するシステムはとても幅広く、奥が深いので、まだまだ学ぶことがたくさんあると思っています。これからは、証券業務に関わるさまざまなシステムを経験し、マネージャーとして全体を見てプロジェクト管理を担えるようになることが目標です。
学生へのメッセージMessage
先の見えない社会で40年間社会人として生き抜くためには、どんなスキルが必要だと思いますか？私の場合は、ITと金融という、世の中になくてはならないものに携わりたいと思い、この会社を選びました。また、自らソリューションを考え、提案する仕事がしたいと思ったことも決め手のひとつです。就職活動を通して、みなさんなりの答えを見つけてほしいと思います。
1日のスケジュールSchedule
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08:40
出社
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09:00
メールチェック
メールチェック後、1日のタスクを確認します。
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10:00
会議
チーム関係者で打合せ。全体のタスク、進捗確認を行います。
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11:00
書類作成
見積書、ユーザ向け報告書など、優先度を考えて資料作成を進めます。
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12:00
昼食
食堂で同期と食事をすることが多いです。
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13:00
案件レビュー
協力会社の方が作成した担当案件の成果物をレビュー。要件とズレなく案件が進められているか確認します。
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15:00
打ち合わせ
案件で関わっている他チームや他部署の方と、案件で実施する作業の打ち合わせ。
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16:00
調査・資料修正
打合せ時に持ち帰りとなった詳細事項を調査し、関連資料に調査結果を反映。
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17:00
見積書の上席レビュー
午前中に作成した見積書の内容を上席者へ説明し、確認してもらいます。
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19:00
退社
キャリアステップCareer Step
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1年目
金融プラットフォーム第一部にて、大和証券の入出金管理システムに携わる。プロジェクトリーダーをはじめ、先輩たちの指示のもと、主にプログラミングを担当。システムの理解を深めながら、証券業務知識を身に着ける。
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3年目
引き続き同部署に所属。案件の規模によってはシステム開発のマネジメントを任されている。システムのノウハウはもちろん、証券業務や税制にも精通し、ユーザとの協議を通じた要件定義から携わる。